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ロジカルシンキング・ラテラルシンキング・クリティカルシンキングの違いと解説

こんにちは、まさかめです!

社会人になると「論理的に物事を考えろ」と言われる場面があるかと思います。

いわゆるロジカルシンキングという筋道を立てて物事を考えることなんですが、それ以外にもラテラルシンキングやクリティカルシンキングといった思考法も存在します。

今回は数ある思考法の中でも指示を集めているトリプルシンキングと呼ばれるロジカルシンキング・ラテラルシンキング・クリティカルシンキングについてどういった思考法なのかを解説していきます。

3つの思考法

ロジカルシンキング

ロジカルシンキングは、「筋道立てて物事を考えることで、伝えたいことと理由を論理的に説明していく思考法」のことです。

ロジカルシンキングのよくある例としては「空・雨・傘」というものがあります。

空に雲がある(事実)

雨が降りそう(意見)

傘を持っていく(行動)

傘を持っていくという行動を取るにあたり、

「雨が降りそうだから傘を持っていく」
「空に雲があるから雨が降りそう」

というように主張に対する根拠が正当です。

このように物事に筋道を立てて考えていくことがロジカルシンキングという思考法です。

 

ラテラルシンキング

ラテラルシンキングは水平思考とも呼ばれる「物事を別の角度から捉える思考法」です。

ラテラルシンキングのよくある例としては「2つのリンゴを3人で分けるにはどうしたら良いか」という問題があります。

問題の解決方法は様々ありますが、「リンゴを3等分し、計6つに切り分けた後2つずつ分ける」といった手段が現実的でパッと思いつくものになるかと思います。

そこで、リンゴを切り分ける以外にも「リンゴをミキサーにかけてジュースにして分ける」などのようにリンゴは固形で分けるべきという概念から抜け出して考えていくことがラテラルシンキングという思考法になります。

クリティカルシンキング

クリティカルシンキングは「『本当にそれは正しいのか?』とこれまでの前提を覆して考える思考法」です。

業界の中では常識とされている前提やこれまでそうとされていた考え方に囚われることなく、本当にその前提は正しいのかという疑問を持つことから思考していくことで、いつの間にか持ってしまっている「こうあるべき」という固定概念から脱却して物事を考えることができます。

まとめ

今回お伝えしたトリプルシンキングは以下3つとなります。

ロジカルシンキング
▶筋道立てて物事を考えることで、伝えたいことと理由を論理的に説明していく思考法

ラテラルシンキング
▶物事を別の角度から捉える思考法

クリティカルシンキング
▶「本当にそれは正しいのか?」とこれまでの前提を覆して考える思考法

場面ごとに適切な思考法を切り替えて使用し、有効な考え方を選択し使いこなせるようにしていきましょう。

まさかめ
まさかめ
今はどの思考法を使うべきかを考えながら切り替えて使っていこう!