こんにちは、Takamiです!
昨今はWeb3の時代が来ると話題になっていますが、その一方で未だに紙書類やアナログな文化が残っている業界も存在しています。
こうした格差が広がる中、今「デジタルディバイド」という問題が叫ばれています。
今回はこの「デジタルディバイド」について簡単にまとめてみました!
デジタルディバイドとは?
デジタルディバイドとは「情報、または情報にアクセスする機器を持つ人と持たない人の間に生じる格差」の事を指します。
インターネットが普及するにつれて、スマートフォンなどの通信機器が一般化していきました。デバイスを使いこなせなかったり、それによって情報格差・機会損失を被っている人が増えてしまっています。
この格差が発生する原因は上記のような個人レベルでの違いのみならず、国のITインフラ・IT教育の違いといったレベルの差も影響しており、非常に複雑な課題となっています。
社会への影響
現状でもIT知識や、PCやスマホの使い方などのデバイスを使用するスキルの差によって業務に支障が出てしまうような世の中になってしまっています。
これからWeb3といった技術の進歩が進む中で、こうした企業として滞りなく事業を遂行する上でも、スキルを持っていない人材を選ぶことができなくなってきています。
そのためIT知識、デバイス知識の無い人材は経済的に非常に厳しい状況になってしまうことが予想されます。
またITデバイスを利用できる人とできない人で、得られる情報の量、スピードが大幅に差が出ています。特に災害時など非常事態において情報を取得できるスピードの差が出てしまうのは致命的です。
こうした問題はITに携わる人間こそ意識をしなければ、解決することは難しいと思います。
解決のために
ではデジタルディバイドの解決のために何をすればいいのか。
よく言われるのは「ITスキル・知識の教育推進」です。主に教育機関や企業のIT研修等をもうける事が解決策として挙げられます。
ただ、こうした取り組みは教育を施す側がITについてある程度理解がある状態でなくてはならず、とくに小中学校などの教育機関では教師の知識に依存されてしまうと思います。
近年増えている「ご年配の方でも使いやすいスマホ」などのように、デバイスやサイト、アプリケーション側から「ITスキル・知識が乏しい人」に歩み寄ったサービス提供が必要不可欠だと感じます。
さいごに
今回は「デジタルディバイド」について解説していきました!
ITに携わる人間である以上、こうした問題は意識しておかなければならないと思います。
どんな人でも手軽に扱えるITサービスを作ることのできる人材になっていきたいものですね。
以上、Takamiがお送りしました!