こんにちは、Takamiです!
WebディレクターはWebサイトの企画立案に始まり、制作、運用と言った全ての領域における責任者であり、エンジニアをまとめてプロジェクト進行やサイト運営が円滑に進むように調整する役割を果たしています。
責任者という立場上、エンジニアやデザイナーを含めたプロジェクトチームの管理がプロジェクトを成功に導くためにも非常に重要になります。
今回はディレクターに必要な組織管理スキルとは何なのか、また組織管理スキルを身につける方法を紹介します!
ディレクターに必要な組織管理スキルとは?
Webサイトの開発プロジェクトにおいては、デザインはデザイナー、コーディングはプログラマー、テストはテスターが行ったりと、多くの人物がそれぞれの作業をこなすことではじめて成果物を完成させることができます。
一方でそれぞれが自分たちの作業のみに集中するため、全員がプロジェクト全体の進捗やプロジェクトが本来果たすべき要件まで意識する事は難しいです。
そのためディレクターは「プロジェクト全体の進捗を管理する」「開発物の要件および品質を担保する」という視点をもって、各メンバーの作業内容や進捗を把握し必要に応じて整理するスキルが必要となります。これがWebディレクターの「組織管理スキル」です。
一見専門知識がないと難しそうに見えますが、そんなことはありません。プロジェクトの最終ゴールを常に意識してそこからぶれなければよいのです。事前知識がなくともプログラマーとの綿密なコミュニケーションを通して現状を理解できればよいのです。
必要なのは「目的意識」と「様々な立場の人とのコミュニケーションスキル」というわけです。
組織管理スキルを身につけるには?
さてこうした「組織管理スキル」はどのように身につけることができるのでしょうか?
これは何もWebディレクターでなければ習得できないスキルではありません。
例えば社内の行事を幹事として取り仕切るといった場面でも、普段は別々の業務をして別々の立場にある人達に対し、様々な作業を割り振るといった経験をするでしょう。そして行事の成功という「目的」を意識しながら、各メンバーの作業進捗や状況の把握に努めるでしょう。こうした一見ディレクターとは関係ない経験を通して、確実にWebディレクターに必要な組織管理スキルを身につけられています。
学生の方でしたら、文化祭で行う劇の監督をするといった場面もそうです。役者や小道具担当、照明や音声など様々な役割をクラスメイトに割り振り、劇の成功という「目的」を意識しながら各メンバーの練習内容やスケジュールを組み立てることになるでしょう。これもWebディレクターの組織管理スキルです。
つまり「複数、かついろんな立場や考えをもつ人をまとめる」「一つの達成すべき目的を意識する」という経験をすることで、ディレクターの組織管理スキルを磨くことができるのです。
さいごに
今回はディレクターに必要な組織管理スキルについて紹介していきました。
特段必要な勉強はありませんが、今回挙げたような「経験」がなければ習得することができないスキルです。
ただ学生の方でも社会人の方でも、いくつでも習得可能なスキルでもあります。
ディレクターを目指す人は、是非今回挙げたような活動に積極的に取り組んで、「組織管理スキル」を身につけていってください!
以上、Takamiがお送りしました!