【現場が語る】SQLとは？初心者向けにわかりやすく解説

こんにちは、まさかめです。

この記事では現役でSQLを業務活用している僕が
SQLとは何かを解説していきます。

SQLとは

SQLとは、RDB（リレーショナルデータベース）という
データベースを操作するデータベース言語です。

データベースの定義をしたり、
データベースから情報を引っ張ってくるときなどに使用します。

 

 

また、SQLで操作できるデータベースの代表としては以下のようなものがあります。

• MySQL
• PostgreSQL
• Oracle Database
• Microsoft SQL Server/Access

どれも実際の現場で使用されているのをよく見るデータベースなので、
これから学習を始めるという人は名前だけでも覚えておくといいかもしれません。

SQLの種類

先程はSQLはデータベースを操作する言語とお伝えしました。
そこで、次は具体的な操作の内容について確認していきましょう。

DDL：データ定義言語

データ定義言語はDDL(Data Definition Language)とも言われ、
データベースにあるテーブル自体の作成や削除、定義変更などを行います。

具体的な命令としては以下のようなものがあります。

 

DML：データ操作言語

データ操作言語はDML(Data Manipulation Language)とも言われ、
テーブルに蓄積されているデータの検索、登録、更新、削除などを行います。

具体的な命令としては以下のようなものがあります。

 

DCL：データ制御言語

データ制御言語はDCL(Data Control Language)とも言われ、
ユーザーに対してデータベースへのアクセス権を付与、剥奪する際などを行います。

具体的な命令としては以下のようなものがあります。

 

SQLを学習するメリット

ここまではSQLとはどういったものかについて解説してきました。
次はSQLを学習するとどういったことが嬉しいのかについて解説します。

Webサービスなどの開発が可能になる

まずはWebサービスなどの開発が可能になるというメリットです。

ほとんどの人は、何らかのWebサービスで「ログイン機能」を使ったことがあるのではないでしょうか？

ログインしてサービスを使用すると、そのログがデータベースに蓄積され、
次回以降ログインした際もその情報が残っているというものがあります。

このときに情報をデータベースから持ってきてくれるのがSQLです。

そのため、Webサービスの開発を行う際はSQLが必須の知識となりますので、
SQLを学習することはWebサービス開発の助けとなります。

データドリブンによる意思決定が可能になる

次に紹介するのはデータドリブンによる意思決定が可能になるというメリットです。

データドリブンとは、これまで勘や経験で行ってきた営業活動などをデータを根拠に行っていく取り組みのことです。

データベースに蓄積された膨大な量のデータから、下記のような営業活動・意思決定を行っていくことがデータドリブンとなります。

「クライアントへ営業活動を行う際、このオプションを付けると○○%成約率が向上するとデータを根拠にプレゼンする」
「なんとなく良さげなデザインを採用するのではなく、ABテストの結果CVRの高いデザインを採用する」

 

このデータドリブンには膨大なデータが必要となり、
その分析にSQLを活用します。

SQLの学習方法

SQLの学習方法については下記記事を参考にしてください！

SQLを学習する上での注意点

SQLはデータを操作する上で必須のスキルとなりますが、
各種学習方法では補うことが難しい注意点があります。

 

それは、
実際に業務で用いるデータベースは
例外や外れ値のようなものが多々含まれているということです。

 

現場で用いるデータベースに蓄積されているデータは
欠損値や外れ値が多々ありますし、
その現場でしか通じない処理が必要になるケースもあります。

 

そのため、データ分析などで数字を扱う際は、
どういった点に注意する必要があるかを確認するべきであることを心に留めておいてください。

まとめ

SQLはデータベースを操作する言語であり、
その内容やメリットについて解説してきました。

基本的なSQL自体はそこまで難しいものではないのですが、
その分、会社によって特別な処理が必要になることがあるなどの
データをどう扱うべきかに注力するべきかもしれません。