こんにちは!murotaです!
- これからエンジニアになろうとしている
- エンジニアになりたて(勤務経験数か月~1年くらい)
以上のような状況の方々で、基本情報者技術者試験の受験を考えているのではないでしょうか。
そんな方々向けに、今回は基本情報技術者試験を1か月で合格する方法を書いていこうと思います!
基本情報技術者試験とは?
ざっくりいうと、
- エンジニアとして理解しておくべき基本的な知識を問われる試験
です。同じような試験に「ITパスポート試験」が存在しますが、これと比べると基本情報技術者試験は難易度が高いと一般的に言われております(私は実際に受けたことがないのでこのような書き方をさせていただきます)。
試験は午前試験・午後試験と別れています。
- 午前試験
- 試験時間:150分
- 出題形式:四肢択一
- 出題数:80問
- 解答数:80問
- 合格点:6割以上
- 午後試験
- 試験時間:150分
- 出題形式:多肢選択
- 出題数:11問
- 回答数:11問
- 合格点:6割以上
※名称的には午前試験・午後試験となっておりますが、令和2年度からCBT(Computer Based Testing)方式に変わっており、試験日時はそれぞれ自由に決めることが可能になりました。
※また、CBT方式への移行に伴い、試験直後に得点レポートがすぐにメールで届くような仕様になりました。(これは、あくまで得点レポートであって、合格を証明するものではありません)
1か月で合格するための学習方法
使用教材
- 令和03年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 (情報処理技術者試験)
- 非エンジニア向けにも基本情報技術者試験出題範囲の内容が理解できるように、丁寧に解説されています。
- 基本情報技術者試験ドットコム (fe-siken.com)
- 過去の基本情報技術者試験の問題・解説がまとめられているサイトです。
- 会員登録(無料)を行えば、自分が間違えた問題などをストックすることが可能になり、覚えが悪い部分だけ集中的に学習を進めることができました。
- 特に午前問題については本試験で過去問に出ていた問題と一字一句変わらない問題が多数出ておりました。(体感4割程度は過去問と同じなのでは、と感じました)
- 過去の基本情報技術者試験の問題・解説がまとめられているサイトです。
学習の流れ
1, 過去問1年分を通しで解く()
2, 解説を読んでもわからなかった箇所は「栢木先生の基本情報技術者教室」を使用して理解を深める
3, 間違えた箇所だけすべて解きなおす
4, ほかの年の過去問1年分を通しで解く(以下1~3の繰り返し)
の流れで学習を進めることをお勧めします。
また、さらに細かくいうと、まずは午前試験対策を上記の1~4の流れで実施し、合格点が確保できるようになったら午後試験対策を同じように進めていくことをお勧めします。
午後試験の問題では、基本的には午前試験の知識が前提となって出題されるためです。
自分が受験して思ったこと
ここで記載することは、あくまで私が思ったことです。
ここで記載している考えが正しいものとは限りませんので、その点はご了承ください。
まず、試験の内容について思ったことです。
- 午前問題
- 過去問を何年分か解いてしっかりと復習すれば8割は固い
- 前述の通り、過去問からの出題が非常に多い
- 過去問を何年分か解いてしっかりと復習すれば8割は固い
- 午後問題
- 午前問題とは反対に、過去問を解いていても全く同じ問題が出題されるわけではないため、多少対策が難しい
- しかし、過去問を解くことで大問ごとの出題の流れは掴めるため、学習として過去問を解くのは必須
- 選択問題では、プログラミングの経験がないのであれば圧倒的に表計算がおすすめ
- Excelの関数を日本語化したような問題であるため、学習コストを低く抑えられる
次に、試験自体について思ったことです。
- 本試験を受験するのは、エンジニアとしての業務を始めて半年~1年経った後でもよいのでは
- エンジニアとして働くうえで必要な知識が問われている試験であり、まだエンジニアになる前の状態で学習を進めると、出題範囲の丸暗記をして試験後忘れるといったことが起きてしまうかと思います。
- 既に業務に携わっている上で本試験の受験をすると、知識の定着がより効果的に行えるのかな、と私は感じました。
- CBT試験の想定で過去問などの演習を行っておかないと、本番ギャップが起きてしんどくなるかも
- 具体的には、午後問題についてです。問題の文字数が多く、途中でメモとかを問題文に書き込みたくても本番では書き込むことができません。そのつもりで演習に取り組んだ方が良いです。
- よっぽど時間がない人以外は午前試験、午後試験は別の日に分けた方が良い
- これはすでに同様の考え方をしていらっしゃる方もいると思いますが、やはり一つ150分の試験を1日のうちにこなすというのはそこそこしんどいです。(頭の疲れ的な意味で)