こんにちは、Takamiです!
Web運営の責任者であるWebプロデューサーやWebディレクターは、サイトにおける予算管理も重要な仕事です。
しかし、予算管理は何のために行う必要があり、どのようなことを理解しておく必要があるのでしょうか?
今回はWebディレクターやWebプロデューサーを目指す皆さんのために、予算管理に役立つ「会計」の基礎知識を紹介します!
「会計」とは?
「会計」とは、一般的に企業に出入りするお金の記録・資産の管理のことを指します。
企業では主に下の3つの活動を通してお金が出入りするため、これらの管理に会計を行う必要があります。
- 資金の調達
- 銀行からの融資や、株主からの出資でお金を調達する。
- 資金の投下
- ソフトウェアの購入など企業活動に必要なものに資金を投下する。
- 営業活動
- 商品・サービスを提供し、売上・利益をあげる活動
WebディレクターはWebサイトというサービスを提供して最終的に売上・利益をあげる部分に携わるため、主に③営業活動でのお金の動きを管理する必要があります。
③のお金の動きを管理する際に必要となるのが、「損益計算書」というものです。
損益計算表(PL)とは?
「損益計算書(PL:Profit and Loss Statement)」とは、営業活動での利益の算出プロセスを表したものです。
PLでは、サービスを提供によってどれだけ売上得られたか、サービス提供をするためにどれくらいの費用がかかったか、そして最終的にどれだけの利益が生まれたかが整理されています。
WebプロデューサーやWebディレクターが予算管理を行う場合、Webサービス単位で発生した売上・費用・利益の管理のためにPLを作成することがあります。特に会社の保有するwebサービスを運用する場合、自分の運営するWebサイト(=会社のサービス)がどれだけの売上をあげどれだけ効率よく利益をあげられているかを可視化する必要あります。
そのため、特に事業会社のWebディレクターにとってはPLの知識は非常に重要になってきます。
別の記事でPLについての詳しい解説をしておりますので、ぜひそちらもご覧ください!
さいごに
今回はWebサイトの予算管理にもかかわる「会計」の基礎知識について紹介しました。
Webサイトを管理するという立場上、ITスキルだけではなくこうした管理スキルも非常に重要になってきます。
苦手意識がある方もいるかもしれませんが、実際に学んでみるとそれほど難しいことではありません!
よりよいWebサイトを作っていくためにも、お金の管理についてしっかり学んでいきましょう!
以上、Takamiがお送りしました!