こんにちは、Takamiです!
文系だけど、ITエンジニアやIT系の職種に就きたい!と考えている方って、結構いらっしゃると思います。
私も大学時代は経済を専攻していた文系学生でしたが、新卒としてとある企業のIT部門に配属され、現在ではWebディレクターをしています。
WebディレクターはIT系の職種の中でも言語スキルなどが高くなくてもできる職種なので、IT系職種を目指す文系学生の方にはオススメです!
しかしやはりIT系の職種であることには変わりなく、私自身ディレクターとして働き始めた頃は大変だったこともありました。
そこで今回は、文系学生からWebディレクターになったときに大変だったことをいくつかお話ししていきたいと思います!
①先輩やベンダーの言っていることがわからない
まず一番大きな問題は「周囲の言っていることがわからなかった」ことです。
最初の頃は、先輩やベンダーが当たり前のように使っているIT専門用語や、その会社のシステム独自の用語の意味がわからず、全く話についていけませんでした。
こういった場合、下記のような流れで言葉の意味を調べ理解するしかありません。
①検索して用語を調べる
②先輩・ベンダーに聞いてみる
③社内のドキュメント等を探して調べる
一般的なIT用語の場合①で解決しますが、社内の専門用語の場合②③をしてみないとわからないので要注意です!
②データベースの仕組みを覚えるのが大変
基本的にITサービスにはデータベースがあることがほとんどです。
しかしデータベースの仕組みや繋がり、閲覧の仕方がわからないとサイト仕様の理解も調査もままなりません。
データベースの構成はサービスによって違うので先輩やベンダーに聞くしかありません。
しかし基本的なデータベースの仕組み、またデータベースを閲覧・操作する言語である「SQL」については事前にある程度の知識を持っておくと良いかも知れません。
③開発工数の妥当性がわからない
ディレクターはサイトの管理者であるため、サイトにおける開発のタスクや予算管理なども行います。
その中で、実際に開発にかかる人員と日数である「工数」をベンダー側から出してもらうことがあるのですが、Webディレクターはその工数、つまり開発にかける予算が適切かどうかを判別しなければいけません。
しかしITに関する知識がない最初のうちは、この開発にかける工数はどれくらいが適切なのか、という情報や経験値を持ってないため判断に困ることがありました。
私の場合、そういうときはまず開発工数の内訳(どんな作業があって、それぞれどれくらいの時間がかかるのか)を出してもらい、それを一つ一つ精査してもらっています。
内訳の中で理解ができない作業内容があればベンダー側に説明してもらったりして、各作業に対して本当にかかる時間が見合っていそうか細かく確認します。
さいごに
さて、今回は文系学生からWebディレクターになったときに大変だったことについてお話ししていきました。
いろいろ大変だったことを書いていきましたが、どれも決して理系だから圧倒的に有利という訳ではなく、文系でも一つ一つクリアしていけば十分にやっていけると思います。
この記事がWebディレクターを目指す文系出身の皆様の参考に少しでもなれば嬉しいです!
それではまた!