インフラエンジニア

【Linuxに触れてみよう】Docker~概要編~

こんにちは!murotaです!

以前、Linuxに触れようということでWSLのことを記事にしました。

今回は、それとは別にLinuxを扱う方法としてDockerを紹介しようと思います。

Dockerとは

では、まずはDockerがどのようなものか紹介していきます。

Dockerとは、Docker社が開発・提供をしているOSSです。

具体的には、コンテナ型の仮想環境の作成、配布を行うことができます。

仮想環境の作成、というとVMをイメージするかと思いますが、これとはちょっと違いがあります。

具体的には、以下のような違いです。

  • VM・・・ハイパーバイザー上に複数のOSの仮想環境を作成
  • Docker・・・一つのOSを共有して使い、そのうえで複数OSのコンテナを作成

そのため、VMと比べてDockerの方が軽量であり、作成・破壊などが非常にしやすいものとなっています。

Dockerのインストール

今回は概要編ということで、インストールを行うところまでを記載しようと思います。

実際に使用する方法は次回の記事にて紹介させていただきます。

※使用しているPCがWindowsの前提でこちらの記事は記載しております。ご了承ください。

※私がDockerのインストールを行う際には、以下の記事を参考にしておりました。
内容がかぶるところもあると思うので、主にはこれをご参照ください。

Windows10(Home,Pro)でDockerをインストールしてみる

Docker Desktopのインストール

では、まずはDocker Desktopのインストールから始めましょう。

インストーラーはDockerの公式ページからダウンロードできます。

↓公式ぺージ

https://www.docker.com/products/docker-desktop/

上記のページにアクセスし、”Also available for Windows”という文章をクリックするとインストーラーを取得することができます。

ダウンロードが完了したら、そのインストーラーを起動するとDocker Desktopのインストールが始まります。

この際、チェック項目に “Install required Windows components for WSL2″といった文言が出てきますが、これにはチェックを入れるようにお願いします。

しばらくたつと、インストールが完了し、PCの再起動が走ります。

WSLのインストール

Docker Desktopを使用するにあたり、WSL2の導入も同時に必要になります。

WSL2のインストールが済んでいない場合は、そちらを完了させてください。

※なお、WSLのインストールはこちらで以前に紹介しておりますのでよろしければご参照ください。

動作確認

PCが再起動し、立ち上がってきたら最後にコマンドプロンプトで動作確認をしましょう。

個人的には、以下を試すことができれば完了で良いかと思います。

  • docker
    • 正しくDockerのインストールが行われていれば、これだけでEnterを押すことでオプションやコマンドの使用例を提示してくれます。
  • docker –version
    • インストールされているdockerのversionを確かめるためのコマンドです。

 

今回はここまでとして、次回は実際にDockerを使ってみる編を書いてみようと思います!