こんにちは、Takamiです!
WebディレクターはWebサイトの責任者であり、開発物の品質や機能を担保する最後の砦です。
そのため、エンジニアが開発したプログラムに対して、問題が無いか最終的に判断をする(レビュー)必要があります。
今回はディレクターがレビューをする上で必要な観点をまとめてみました!
機能要件を満たしているか、網羅する
まずディレクターが確認する必要がある観点としては、要件定義書で定義した「機能要件」がもれなく満たされているかを確認する必要があります。
ただ、単に要件定義書に記載した機能要件を見ながらテスト結果を確認するだけでは十分ではありません。そのままでは機能要件を満たすのに必要な条件を可視化できていないためです。
そのため要件定義を行う段階で「どういう条件を満たせば機能要件を達成した状態になるのか」、つまりサービスインして問題ない状態である判定基準を考えておくことが必要です。レビューを行う際は、その判定基準を確認しながらテストケースを網羅できているか確認を行います。
非機能要件のテストができているか確認する
開発の規模や影響範囲にもよりますが、非機能要件のテスト(システムテスト)が十分にされているかやその結果の確認も必要です。
例えば扱うデータ量が多くなる見込みがある場合は処理時間の大幅な遅延が発生していないかのチェック、データベースからの抽出や出力を行う場合はSQLインジェクションに対するテストを行っているか、などをチェックする必要があります。
エンジニアがテストした結果についても、判断基準が適切かどうか、検証方法が適切かどうかを確認してください。
さいごに
今回はディレクターのための、テスト結果のレビュー術について解説していきました。
テスト結果のレビューに悩んだとき、この記事が参考になれば幸いです!
以上、Takamiがお送りしました!