こんにちは、nomuyoguです!
Git解説シリーズ、第2回の今回は、リポジトリという概念について解説していきます。
まだ第1回をご覧になられていない方は、以下からどうぞ!
それでは始めていきましょう!
リポジトリとは?
Gitにはリポジトリという概念があります。
リポジトリとは、ファイルやディレクトリの状態を記録する場所のことを指します。
リポジトリに置かれたファイルやディレクトリに関しては、変更履歴が記録されるようになります。
リモートリポジトリとローカルリポジトリ
リポジトリは、基本的には以下の2種類に分けられます。
・リモートリポジトリ
・ローカルリポジトリ
リモートリポジトリ
リモートリポジトリとは、ネットワーク上にあり、複数人で使用する共用リポジトリのことを指します。
リモートリポジトリとして使用できる代表的なGitプラットフォームとしては、「GitHub」「Bitbucket」「Backlog」などが挙げられます。
企業のサービスのソースコードは、上記のプラットフォーム上で管理されるケースが多いです。
ローカルリポジトリ
ローカルリポジトリとは、自分の手元のPC上に配置されたリポジトリのことを指します。
普段の機能開発等の作業は、ローカルリポジトリのファイルに対して行います。
そして、そのローカルリポジトリで行った変更を、リモートリポジトリに反映(プッシュ)します。
こうして、複数のエンジニアが各々で変更した内容が、リモートリポジトリの大元となるソースコードに集約されていくのです。
リポジトリの作成方法
リモートリポジトリの作成は、先ほど述べたGitHubなどのプラットフォーム上で行います。
ローカルリポジトリの作成は、以下の2種類の方法で行います。
・自分のPC上で新しくリポジトリを作成する
→ターミナルでリポジトリとして管理したいディレクトリに移動し「git init」というコマンドを実行します。これで、「このディレクトリ配下をGit管理の対象とする!」と宣言したことになります。
・リモートリポジトリからコピーしてくる
→ターミナルでリポジトリを配置したいディレクトリに移動し「git clone {リモートリポジトリのURL}」というコマンドを実行します。主に、開発環境構築の時にこの操作をすることが多いと思います。
おわりに
Git解説シリーズ第2回は、リポジトリについて解説してきました。
次回はブランチについて解説していきます!