こんにちは!murotaです!
前回は、notionでガントチャートを作成する準備編として、テーブルを二つ作成するところまでを記事にしました。
今回は、実際にガントチャートにして、タスク管理に使用できるところまで持っていくのがゴールです。
では、さっそく作成編に入りましょう!
notionでのタスク管理法(作成)
完成形のイメージ
今回紹介するガントチャートの完成物は以下のようなものをイメージしております。
実際に、私は↑に張ったようなガントチャートを作成しており、プロジェクトごとのタスクの管理が非常にしやすくなっております。
Relation
親タスク-子タスクの関係を作るにあたり、”Relation”を使用します。
前回の記事で作成した子タスクのプロパティ、”Relation(関連タスク)”で、
以下のように親タスクとのRelationを作成します。
これで親タスクと子タスクが紐づきました。
試しに、親タスクである”○○様案件”に、子タスクである”要件定義”を紐づけてみます。
以下のような状態になっていれば、紐づけ完了です。
ステータスが”完了”になっていたら、チェックを入れる
後ほど親タスクで進捗率の計算をするときに、子タスクのステータスが”完了”になっているものをカウントします。
そのために。前回の記事で作成した子タスクのプロパティ、”Relation(関連タスク)”で、”Formula”を使用することで上述のような設定をします。
実際の設定は以下を参照してください。
上図で入力している値は以下の通りです。
(prop(“ステータス”) != “完了”) ? false : true
これで、”ステータス”プロパティを”完了”にしたときに、チェックが入るようになりました。
進捗率の表示
次に、進捗率の算出を行います。
進捗率は、”進捗率”プロパティを”Rollup”で定義することで、以下のように定義します。
進捗率(%)=(子タスクの完了個数) /(子タスクの総数)* 100
具体的なRollupの使い方は以下を参照してください。
進捗率バーの作成
では、最後に進捗率バーを作成します。
進捗率バーは、またしても登場の”Formula”で定義します。
実際の設定は以下を参照してください。
上図で入力している値は以下の通りです。
slice(“▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓”, 0, round(prop(“進捗率”) * 10)) + slice(“░░░░░░░░░░”, 0, 10 – round(prop(“進捗率”) * 10)) + ” ” + format(round(prop(“進捗率”) * 100)) + “%”
ガントチャートの作成
ここまでで、ガントチャートを作成するための部品はそろったので、あとはガントチャートを表示するだけです。
ガントチャートは、”Add View”を押下し、以下のように”Timeline”を選択すれば作成可能です。
ガントチャートで表示するプロパティを設定
最後に、ガントチャートを見やすくするために、表示するプロパティの整理を行います。
“New”ボタンの隣にある”・・・”ボタンを押下し、”Properties”を選択すると、ガントチャート上で選択できるプロパティの一覧が出てきます。
そこで、以下のように設定を行うと、ガントチャートとして見やすくなると思います。