こんにちは!murotaです。
今回は、ネットワークエンジニアならだれでも受けるであろう(偏見)CCNAについて最短で合格するために何をやるのが良いのか?ということを書いていこうと思います。
CCNAとは
CCNAはCisco Certified Network Associateの略称です。
ネットワーク機器ベンダーとして有名なCiscoが主催している試験の一つで、名の通りネットワークに関する知識レベルを図るための試験になっています。
AssociateレベルはCiscoでは以下のように定義しています。
(参考:CiscoのHP)
アソシエイト:最新の技術であなたの仕事の可能性を広げるために必要な基礎知識を習得します。
また、この試験の合格点については1000点満点中の825点くらいといわれています。
(実際は、最低点が0点ではなく300点なので、得点率に換算すると75%位が目安になるかと思います。)
学習path
CCNAイージス
webサイトの、”ネットワークエンジニアとして”の中に含まれるセクションの一つです。
CCNAで出題される範囲の教科書として使用できるように執筆されています。
また、教科書として解説が書かれているだけでなく練習問題もついており非常に網羅性が高い学習教材です。
ping-t(有料)
問題演習を行う際に使用することをおススメするのがこのwebサイトです。
1000問以上の試験問題が蓄積されており、解説も丁寧になされているので単純に試験対策として使えるだけでなく、ネットワークの学習にも非常に役立つツールです。
月額2400円と少しお高めではありますが、私は試験の1か月前から契約し、演習と解説の読み込みを繰り返したところ、合格点は余裕で超すことができました。
個人的には、こちらについては課金してでも使うべきだと思います。
ただ、一つだけ注意点があります。
実際のCCNAの試験問題は、英語の文章を日本語に訳したもので、少し日本語に違和感を感じることがあります。
反面、ping-tはきれいな日本語となっており、実際の試験で少し表現に困ることがあるかもしれません。
(Cisco Packet Tracer)
Ciscoが提供している無償のネットワーク検証のLAB環境です。
CCNAでは、「ここに当てはまるコマンドを答えよ」といった問題が出題されます。こういった問題への対策として、一旦は暗記(input)も必要ですが、実際にそのコマンドを叩いてみる(output)ことで、より定着しやすいかと思います。
こういった場合に活躍するのは、このツールかと思います。
(こちらについての詳細は、別途記事にしてみようと考えておりますのでしばしお待ちください。)
注意事項
試験を受験する際の注意点をいくつかあげます。
- CCNAはCBT試験
- 受験終了直後に、PCに自分の得点が表示され合否が判明する
- 不合格だった場合、すぐには再受験ができない
- 試験中、一度問題に解答したら、前の問題に戻って見直すことができない
- 合格後、この資格の有効期限は3年間
特に4点目については、知らずに受けてしまうと大変なことになってしまうので、演習の際にも念頭に置いてください。
自分が受けてみて
以下はあくまで個人的な意見です。すべての人に当てはまるわけではないという点ご了承ください。
CCNAは、今まで私が実際にが受けてきた資格試験の中では、最も有意義な試験だと感じました。
具体的には、ネットワークエンジニアとしての基礎的な学習を行うことができること、知らなかったプロトコルについても幅広く学ぶことができるため、実務に生きてくるといった点です。