こんにちは、nomuyoguです!
Git解説シリーズ、第3回の今回は、ブランチという概念について解説していきます。
まだ前回の記事をご覧になられていない方は、以下からどうぞ!
それでは始めていきましょう!
ブランチとは?
ブランチとは、1つのプロジェクト(ソースコード)から作業用のソースコードを分岐させることができる機能です。
分岐させたソースコードを修正・変更しても、元となるソースコードや、別ブランチのソースコードには影響がありません。
そのため、他者の変更に影響されることなく、各々が自分の機能の開発を進めることができます。
master(main)ブランチ
リポジトリに対して最初のコミットを行うと、masterという名前のブランチが自動的に作成されます。
これがデフォルトのブランチとなります。
最近は、masterという単語が差別用語であるという声が上がり、mainブランチに名前を変更するような動きがあります。
本記事でも、以降はmainという名前で表記していきます。
ブランチの作成
試しに「develop」という名前のブランチを作成してみましょう。
ターミナルでリポジトリ配下に移動し、以下のコマンドを実行します。
git branch develop
これで、デフォルトのmainブランチから、developブランチが作成されたことになります。
mainブランチから分岐させたので、developブランチのソースコードはmainブランチと同様のものになります。
また、以下のコマンドを実行することで、ブランチ一覧を確認できます。
git branch
頭に「*」とついているのが、現在のブランチ(main)になります。
ソースコードを修正・変更すると、現在のブランチに変更履歴が記録されていきます。
ブランチの切り替え
次に、作成したdevelopブランチに切り替えてみましょう。
developブランチに切り替えることを、developブランチをチェックアウトすると言います。
developブランチをチェックアウトするコマンドは以下になります。
git checkout develop
上記コマンド実行後、「git branch」コマンドでブランチ一覧を確認してみると、以下のようにdevelopブランチに切り替わっていることがわかります。
これで、ここからの変更履歴はdevelopブランチに記録されていくことになります。
おわりに
Git解説シリーズ第3回は、ブランチについて解説してきました。
次回はGitを用いた開発の流れについて解説していきます!