こんにちは、nomuyoguです！
Git解説シリーズ、第7回の今回は、リポジトリをクローンする方法について解説していきます。
まだ前回の記事をご覧になられていない方は、以下からどうぞ！
それでは始めていきましょう！
本記事で紹介するコマンドについては、Gitのインストールや設定を済ませてからでないと動作しません。また、本記事は大まかな流れの解説にとどめるため、コマンドの一部を省略して記載しています。ご注意ください！
他人のリポジトリに対する操作
リポジトリのコピーを取得する機能のことを、クローン(clone)といいます。
会社や共同開発者のコードを自分のローカルにクローンして開発したい場合、以下の2通りのやり方が存在します。
1. 他人のリモートリポジトリを自分のリモートリポジトリにコピー(fork)し、それをローカルにクローンする
2. 他人のリモートリポジトリから直接自分のローカルにクローンする
OSSなど、見知らぬ人と開発するときには1のやり方が多いと思います。
知り合い同士での簡単な開発などでは2のやり方でいいでしょう。
本記事では2のやり方を解説していきます。
他人のリモートリポジトリから直接クローンする
前提として、GitHubのSSH接続設定が完了している必要があります。
まだの方は以下の記事を参考に、設定を済ませてください。
それでは実際にリポジトリをクローンしていきます。
まずはGitHubで、クローンする対象のリポジトリの詳細画面に移動します。
以下のリンクは、PHPのパッケージ管理システムであるcomposerのGitHub詳細ページです。
https://github.com/composer/composer
本記事では例としてこちらのページを対象に説明します。
ページ中段の緑色のCodeというボタンをクリックします。
すると以下のプルダウンが表示されるので、SSHのタブを選択します。
画面上にある、 git@github.com:{リポジトリ名} のテキストをクリップボードにコピーしておきます。
次に、ローカルでターミナルを開いて、クローンしたい場所に移動します。
そして、以下のコマンドを実行します。
git clone {コピーしたテキスト}
ローカルにリポジトリが作成されていることが確認できたら、成功です。
おわりに
Git解説シリーズ第7回は、リポジトリをクローンする方法について解説してきました。
長く続けてきたGit解説シリーズも、今回で最後となりました。
Gitにはまだまだ説明しきれていない機能がたくさんあります。
Git習得のための１番の近道は、やはり実際に操作してみて経験を積むことです。
怖がらずに積極的にGitを使用してみましょう！
