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【Webディレクション用語解説】「SLA」とは?Webディレクターがわかりやすく解説!

こんにちは、Takamiです!

皆さん「SLA」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

実はこの「SLA」、ITサービスを運用管理する上でなくてはならない存在なんです!

今回はIT初心者の皆さん向けにこの「SLA」について解説していこうと思います!

SLAとは何か

「SLA」は「Service Level Agreement」の略で、「ITサービス・プロバイダと顧客との間で交わされる合意」の事を指します。

もっと細かく言うと、顧客に提供しているITサービスのキャパシティやセキュリティなどの水準をどこまでにするべきかという点(サービスレベル)をお互いの納得のいくレベルで合意したものを指します。

なぜSLAが必要なのか

わざわざSLAでサービスレベルを合意する必要があるのはなぜなのか。

それはサービスレベルを向上させるには、必ずと言っていいほどコストがかかるからです。

そのためプロバイダと顧客は、どこまでコストをかけ、どこまでのサービス品質を許容するかを事前に決めておかないといけません。

SLAを定めておかないと、顧客側とプロバイダ側のサービス品質に対する水準や認識に相違が生まれ、トラブルに発展してたり顧客のビジネスに重大な影響を及ぼす可能性があります。

SLAの内容

SLAの保証項目については、一般的に下記の項目が盛り込まれています。

・可用性
・キャパシティ
・ITサービス継続性
・情報セキュリティ

※上記項目の詳細については別記事で解説します。

またSLAを決めた後は、決めた水準が守られているか「モニタリング」を行い、顧客に対して「報告・レビュー」を行う必用があります。

さいごに

今回はSLAについて簡単に解説していきました!

ITサービスを運用管理する立場にいる人にとって、このSLAの存在や内容を把握しておくことは必須です。

次回以降はSLAで定められている項目についてもう少し詳しく解説していきたいと思います!

それではまた!