こんにちは、nomuyoguです!
現在、コロナ禍でWebエンジニアの人気が高まっていると言われています。
キャリアチェンジのためにPHPの勉強を始めてみたものの、
などの悩みを抱えている方、少なからずいらっしゃると思います。
私は日頃、バックエンドエンジニアとしてPHPを業務で使用しています。
今でこそ開発もそれなりに?できるようになりましたが、
私も入社した当初は右も左も分からない状態でした。
そこで今回は、
PHP初学者の方が脱初心者と言っていい段階までレベルアップすること
を目標に、より実務レベルに近づくための学習法を解説していきます!
今回は前編となります。後編は以下からご覧ください!
※ 実務でWebエンジニアをやっていくためには、学ぶべき周辺知識が非常〜〜〜にたくさんあります。今回はバックエンド言語としてのPHPにフォーカスした内容となるので、関連する周辺知識については軽く触れる程度で、詳細な解説は割愛させていただきます。
PHPの基本的な作法について学ぶ
まずは以下の内容についての理解が必須となります。
– 基本的な文法(変数・四則演算など)
– 「型」の概念
– 繰り返し(for, foreach, while)と条件分岐(if, switch)
– 配列と連想配列
– 関数とクラス
これらはどのプログラミング言語にも共通する内容であり、非常に重要な基本事項なので、確実に理解しておきたいです。
学習方法としては
– PHPの文法書を1冊読み込む
– Udemyやドットインストール等の動画教材を1つやり切る
等で一旦は十分だと思います。
素のPHPで簡単なアプリを作ってみる
基礎をインプットしたら、次は実際に手を動かしてみましょう。
まずはフレームワーク(手軽に効率的にアプリを作れる機能群のこと)を使わずに、
素のPHPでアプリを作ることで、地力をつけることができます。
Googleで「PHP フルスクラッチ アプリ」などと検索すると、サンプルがいくつか見つかります。
一旦はコードを模写して動かしてみて、余力があれば1つや2つ機能を追加実装してみると、かなり理解が深まるはずです。
と、簡単に言いましたが、実際ここは初学者の方にとって最初の壁になると思います。
というのも、関連して学ぶべき周辺知識が一気に増えるからです。
(開発環境の構築、ターミナルの使い方、HTTP、データベース、HTML、CSSなど)
ただ、ここを越えなければエンジニアにはなれないのが事実…
ひたすらググりながら知識を蓄えていきましょう!
エンジニアに必須の「ググり力」を鍛えることにも繋がります!
オブジェクト指向の理解
「オブジェクト指向」の理解は昨今のWebアプリケーション開発で避けては通れない要素です。
個人的には、2つ目の壁はここだと思っています。
クラスとオブジェクトという概念は、PHPの文法書でも触れられていますが、
実際にアプリの開発にその知識を落とし込むところが非常に難しいです。
オブジェクト指向はコードの実装だけでなく、設計にも関わってくるため、
時にはベテランエンジニアの方も頭を悩ませると言います。
学習方法は以下になります。
– Qiita等の解説記事を読む
– 書籍「オブジェクト指向でなぜ作るのか」←個人的にオススメ
初学者の方にはかなりハードルが高い内容ですが、一旦は表面的な理解でいいと思います。
具体的には、後編で出てくるフレームワークのコードがざっと理解できるくらいでしょうか。
ここで100%理解できなくても、今後コードリーディングを繰り返すうちに自然と定着していきます。
【脱初心者】PHPを実務で使えるようになるための学習法(後編) に続きます!